四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(7月26日発表)
品川リフラクトリーズ(5351)
品川リフラクトリーズ(5351)は鉄鋼業向け耐火物の大手。高炉内などで使われる耐火物では、日本製鉄(5401)子会社の黒崎播磨(5352)と市場を二分する。品川リフラクトリーズの前2023年3月期は、売上高1249億円、当期純利益83億円で過去最高益を更新した。
ポート(7047)
ポート(7047)は、仕事・キャリア選択のノウハウ記事を提供するネットメディアなどを運営する。ユーザーを人材会社や金融関連会社などの広告主に送客するほか、就職イベントや人材紹介も展開する。進行中の2024年3月期は、買収した電力・ガス事業者向け成約支援サービス会社の業績が上乗せされて、2期連続の最高益更新に手が届きそうだ。
矢作建設工業(1870)
矢作建設工業(1870)は名古屋市に本社を置く総合建設会社だ。建築・土木を中心に、自社開発の産業用地販売や分譲マンション販売なども展開する。今2024年3月期は建設子会社の連結化で売上高を66億円上乗せする。また、不動産部門は好採算の自社開発用地売却が牽引して、営業利益が大きく伸びそうだ。当期純利益は4期ぶりの最高益更新を射程にする。