7月8日これが今日の有望カブだ銘柄

千葉銀行(8331)

前2022年3月期は堅調な貸出金の増加を受けて資金運用収益が増加。2020年9月竣工の新本店ビル関連費用の軽減も寄与して、当期純利益は544億円(前年比9.7%増加)だった。

トヨタ自動車(7203)

夏号で、会社側の営業利益予想2兆4000億円に対し、四季報予想はやや強気の2兆8500億円となっている。

この増額には何か特別な意味があるわけではなく、業績コメント欄に「会社為替想定1ドル115円は保守的」とあるように、想定為替レートを20年ぶりの円安水準となった1ドル=130円台に引き直しただけのこと。トヨタ自動車は1ドル1円の円安で年間450億円、対ユーロは60億円の増益要因となる。株価はとうの昔に織り込み済みで、サプライズはない。

ペガサスミシン製造(6262)

環縫い専業のブランド力を南アジアで発揮中のペガサスミシン製造(6262)、電源ICのファブレスメーカーで連続最高益更新中のトレックス・セミコンダクター(6616)、固定抵抗器で世界首位級で、大型設備投資を計画するKOA(6999)、国内外ともに販売絶好調のモスフードサービス(8153)など、面白そうな銘柄もあるにはある。

遠藤製作所(7841)

ゴルフクラブ鍛造品のOEM(相手先ブランド)生産からステンレス極薄管や自動車部品へと多角化し、タイで工場を展開する。会社側の今12月期営業利益は減益の予想だが、『会社四季報』は2022年夏号から一転増益とし、強気の予想に転じている。