7月25日これが今日の有望カブだ銘柄

直近の四季報で2号連続「↑↑大幅増額」か「↑増額」を獲得した6月期決算会社は10社だった。そのうち、エンビプロ・ホールディングス(5698)、壽屋(7809)は3号連続で増額修正されていた。

エンビプロHDは、建築廃材や廃車を収集し、鉄くずなどに分別加工して販売する。韓国など海外向けが中心だ。矢印マークは3号連続で「↑増額」だった。2022年6月期は、資源高を背景に鉄スクラップ価格が会社想定以上に上昇し、採算性が改善。営業利益を押し上げている。

会社側が発表する今期営業利益は33億1000万円、当期純利益は28億7000万円で、過去最高益を2期連続で大幅更新することが確実だ。工場施設の増設にも余念がなく、来期も好調は持続しそうだ。

フィギュア、プラモデル、雑貨などホビー関連グッズを手がける壽屋は、新春号が「↑↑大幅増額」、春号が「↑増額」、夏号は「↑増額」と増額以上が3号続いた。今2022年6月期は「鬼滅の刃」「呪術廻戦」などのフィギュアの売り上げ拡大に加えて、プラモデルの「メガミデバイス」が好調だ。「メガミデバイス」は自社でキャラクター権利を有する製品の1つで、利幅が大きい。2期連続の過去最高益更新は掌中にある。

サニーサイドアップ(2180)は、2号連続で「↑増額」だった。企業PRや販促支援を手がけるほか、スポーツビジネスにも強く、元プロサッカー選手の中田英寿氏は第3位大株主(2021年12月期)。レストラン事業は低迷が続くが、企業PR事業は受注件数が増勢で、今期の営業利益はこれまでで最高の7億5000万円に到達しそうだ。