四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(6月19日発表)

ローツェ(6323)

レーザーテックを抑えて1位になったのは、同じく半導体関連装置を手がけ、広島県に本社があるローツェ(6323)。半導体工場内で使われる半導体ウェハーの搬送装置を手がけている。近年の半導体工場の建設ラッシュを追い風に、膨大な受注残を抱えるといった点はレーザーテックと同様だ。

リョーサン菱洋ホールディングス(167A)

なお、すでに上場を廃止した銘柄は集計の対象外とした。例えば、ゼットン(旧・3057)は2024年5月に上場を廃止しているため、本稿の集計対象外になる。また、菱洋エレクトロ(旧・8068)が上場廃止のうえ、リョーサン菱洋ホールディングス(167A)として上場したような事例では、新規上場会社が初めて優待を実施するときのみ新設扱いとした。

SEMITEC(6626)

低配当だったことなどから「割安放置株」とされてきた汚名をそそぐことはできるのだろうか――。電気機器メーカーのSEMITEC(6626)の株価が足元急動意し、1年ぶりとなる戻り高値を奪回する勢いをみせている。