7月18日これが今日の有望カブだ銘柄

INPEX(1605)

鉱業銘柄の代表格がINPEX(1605)。同社は原油・ガス開発生産で国内最大手だ。株価は昨年秋口には騰勢を強め、6月9日には年初来高値の1831円をつけた(7月12日時点、以下同)。上半期の株価上昇率は46.7%だった。

INPEXはオーストラリアの液化天然ガス事業が好調。油価市況の高騰が利益を押し上げて、今2022年12月期は2期連続の最高益更新を見込む。海運市況高騰を受けて人気化した海運業銘柄との類似性を指摘する向きもある。

三井松島ホールディングス(1518)

鉱業銘柄で株価上昇率トップは三井松島ホールディングス(1518)。石炭価格の高騰で前2022年3月期は最高益を更新。今2023年3月期は勢いを増し、2022年5月に会社が発表した当期純利益は前年比76%増の95億円。これを好感した株価はストップ高を交えて高騰し、2022年5月の月間株価上昇率は46.5%、上半期の上昇率は56.7%だった。

三井松島ホールディングスは、元お笑い芸人でYouTuberの井村俊哉氏が大株主に名を連ねる銘柄としても注目されている。大量保有報告書(有料会員限定)によると、井村氏は2021年10月に同社株式を5.22%取得。当時1500円近傍で取引されていた同社株式は、直近では2938円(7月12日終値)にまで高騰しており、井村氏が取得株式を保持していれば、含み益は10億円前後になる計算だ。

2022年上半期の業種別株価上昇率トップ企業リスト