四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(5月13日発表)

が壱番屋(7630)

愛知県を出発点にカレー専門店チェーン「CoCo壱番屋」を全国展開するのが壱番屋(7630)だ。近年の壱番屋は1株当たり年間16円の配当を実施し、配当性向は70%を大きく上回る年度が続く(配当金は株式分割の遡及調整値)。

コメダホールディングス(3543)

コメダホールディングス(3543)も中京地区を地盤に「珈琲所 コメダ珈琲店」を全国展開する。前2024年2月期は2期連続の過去最高益更新で着地し、配当性向は40.7%だった。コラボレーション企画やコーヒーチケットのリニューアルが来店客数増加に寄与した。壱番屋と同じくフランチャイズ出店を基本とするビジネスモデルだ。

ハイデイ日高(7611)

一方、直営店主義をとるのが「熱烈中華食堂日高屋」を運営するハイデイ日高(7611)。首都圏の駅前・繁華街を中心に出店する。前2024年2月期の1株当たり年間配当金は35円(創業50周年記念配当5円含む)で配当性向は41.1%だった。前期は深夜営業店舗増や50周年販促で来客数が伸びた。今2025年2月期も割引販促やアルコール新商品の投入などで客数を確保して、売上高、営業利益、当期純利益のいずれでも過去最高額の更新を見据える。