8月26日これが今日の有望カブだ銘柄

機械業種の1位のディスコ(6146)も半導体関連のメーカーだ。同社は、半導体、電子部品向け切断・研削・研磨装置で世界首位。今2023年3月期も半導体需要の高止まりを追い風に売り上げを拡大し、営業利益は1000億円に到達しそうだ。金属製品業種で1位の溶射加工専業のトーカロ(3433)も、業績を牽引するのは半導体業界向けだ。

変速機などの自転車部品で世界首位のシマノ(7309)が、輸送用機器業種の1位。3密回避の趣味・移動手段として自転車の需要が拡大して、業績が拡大した。第2の柱である釣り具事業も順調だ。ウィズコロナ・アフターコロナの新常態に乗る銘柄の筆頭だろう。

感染症抗体などの体外検査用医薬品専業のミズホメディー(4595)が医薬品業種の1位。10~18%程度で推移してきた営業利益率が、前期は50.9%にまで急伸。立役者は新型コロナウイルスのPCR検査試薬だ。同試薬の爆発的な引き合いで、前期の売上高は前々期比3.1倍の131億3700万円、営業利益は同16.1倍の66億9800万円に急拡大した。

化学業種1位のタカラバイオ(4974)の業績を牽引したのも、新型コロナウイルスのPCR検査関連試薬だ。卸売業種1位のナガイレーベン(7447)は衛生白衣大手。利益率の高い感染症対策品を扱い、コロナ禍前から30%前後の高営業利益率を維持する。

繊維製品業種1位のゴールドウイン(8111)は「THE NORTH FACE」ブランドを展開するスポーツウェアメーカー。

情報・通信業種1位のアステリア(3853)は営業利益率が100%を超えた。IFRS(国際会計基準)を適用する同社は、多額の有価証券評価益を営業費用中に計上したためだ。会計上の「あや」で生まれた高営業利益率といえるだろう。