四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(6月20日発表)

エイチワン(5989)

アンダーボディを中心に手がける車体部品メーカーのエイチワン(5989)は、中国の連結子会社で工場の投資回収が難しくなったとして150億円超の減損損失を計上したことなどから、2023年度は188億円の営業赤字、216億円の最終赤字となった。ちなみに赤字は3期連続だ。

アイビス(9343)

最注目はアイビス(9343)。モバイルペイントアプリ「ibisPaint」の運営と、IT技術者派遣の2本柱だ。無料でスタートできるこのお絵描きアプリは、海外での評価が非常に高い。現状はアプリ内での広告収入がメインだが、有料会員も堅調に増加中。

蝶理(8014)

繊維商社の老舗、蝶理(8014)の株価が堅調に推移している。2023年12月安値の2621円から今年5月の年初来高値3730円まで4割を超える上昇となったが、それでも今期予想PER(株価収益率)は10倍以下となお割安感が強い。