四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(10月7日発表)

弘食品(2813)

食品業種を例にとり、一覧表の見方を具体的に確認してみよう。食料品業種の9月の株価上昇率1位は和弘食品(2813)で、上昇率は42.5%だった。2位はセイヒョー(2872)の16.0%。1位と2位の上昇率の差(42.5-16.0 = 26.5)は10%を超えているため、リストアップの対象になった。上昇率の差が大きいほど業種内の傑出度が大きい「1人勝ち銘柄」になる。

アースインフィニティ(7692)

業種別傑出度が一番大きかったのが、小売業のアースインフィニティ7692)だった。同社は小規模店舗や中小工場向けに電力やガスを小売りする新電力会社だ。

和心9271

9月の株価上昇率は355.9%、小売業で2位の和心9271)に大差をつけての業種1位だった。参入を検討するメタバース事業への期待で株価が上昇したもようだ。